Hippo経路による恒常性維持


Hippo経路はもともとショウジョウバエの遺伝学的モザイク解析法によって明らかにされたシグナル伝達系で、その経路の全貌は未だ謎のベールに包まれています。私たちは過去の研究において、Hippo経路の新たな構成因子や制御機構、その生物学的意義などを明らかにしてきました。近年、Hippo経路は臓器の発生や大きさの制御、幹細胞・組織再生の生物学、また、がんの生物学に重要な役割を担うシグナル伝達系として注目を集め、爆発的に研究が加速しています。私たちもHippo経路の全貌解明に向けて一翼を担うべく、今後も新たな制御メカニズムや生物学的意義の解明に取り組んでいきます。

熊本大学 大学院生命科学研究部

総合医薬科学部門 代謝・循環医学分野

分子薬理学講座

 

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